「SLAM DUNK」の原作者・井上雄彦氏が監督を務めた映画「THE FIRST SLAM DUNK」が中国で大ヒットしていますが、一部の中国ネット民からは、井上氏のTwitter投稿が批判されています。本記事では、その詳細と井上雄彦氏のプロフィールをご紹介します。
「SLAM DUNK」原作者・井上雄彦氏が監督を務めた映画が中国で大ヒットの裏で・・・

出典元:https://www.famitsu.com/news/202212/12286116.html
yahooニュースによると、日本の漫画『SLAM DUNK』の原作者である井上雄彦氏が監督を務めた映画『THE FIRST SLAM DUNK』が中国で公開され、興行収入が4日間で4億人民元(約77.1億円)を記録する大ヒットとなったようです。一方で、井上氏がTwitterに投稿した「HELLO CHINA」の「H」が黄色であることに抗議する声が上がっています。一部のネット民が『Hを飛ばして読むと、外国人が中国を侮辱する『CINA(支那)』と読める』という言いがかりのような批判を始めたのです。この批判は、井上氏が過去に香港民主化デモを支持するようなスタンスを取ったことが背景にあるとされます。しかし、映画『THE FIRST SLAM DUNK』は中国で大きな成功を収めており、30代以上の男性たちには青春時代の思い出を呼び起こす作品として受け入れられているようです。
「SLAM DUNK」原作者・井上雄彦氏について紹介

出典元:https://www.nhk.or.jp/archives/teachers-l/list/id2019092/
井上雄彦さんは、日本の漫画家であり、代表作に『SLAM DUNK』・『バガボンド』・『リアル』などがあります。鹿児島県出身で、高校時代はバスケットボール部に所属していました。1988年に「楓パープル」で手塚賞入選し、デビューしました。『SLAM DUNK』は日本のバスケットボールブームの火付け役となり、大ヒットしました。その後、宮本武蔵や車椅子バスケットボールを題材にした作品を描き、多くの賞を受賞しました。
まとめ
「THE FIRST SLAM DUNK」の中国での大ヒットの裏で、このような炎上があっていたなんて驚きですね。習近平政権で愛国主義が強まり、それに追随する中国メディアとその国民の「ピンクちゃん」(日本で言うネトウヨ)が外国企業や外国人に対して些細な事でも攻撃するようになっているとの報道もありました。中国に限らずですが、「アート」や「スポーツ」に関しては政治的な偏見を取り除いて純粋に楽しみたいものですね。