日本のバレエダンサーで唯一「ボレロ」を踊る事を許されている上野水香さん。バレエ素人からしたら「え？誰でもボレロ踊れないの？？」と疑問に思うかもしれません。そんな方達の為に、バレエダンサーとしての上野水香さんの凄さや「ボレロ」に関して、そして夫情報にいたるプライべートまで。まるっとさくっとまとめました。
バレエダンサー上野水香の経歴
出典元：https://www.nbs.or.jp/stages/2023/mizuka-ueno/
上野水香さんは、５歳の頃に母親から勧められてバレエを始めました。その後、次々と実績を残し、１９９３年にはモナコ王立のバレエ学校「プリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミー」に留学し、首席で卒業しました。日本人としては初めて、ヨーロッパのバレエ学校でトップで卒業した快挙を成し遂げました。
その後、上野水香さんは牧阿佐美バレヱ団に所属し、数々の公演で主演を務めた後、２００４年には「東京バレエ団」にプリンシパルとして移籍しました。現在も同バレエ団で活躍しています。
上野水香さんは、バレエの至宝とも言える「ボレロ」を踊ることを許された唯一の日本人女性バレエダンサーであり、バレエファンから憧れの的となっています。こう見てみると華々しい経歴ですね！！この経歴の裏には血の滲むような努力があったのはうかがい知れます。
バレエダンサー上野水香としての「ボレロ」への想い
出典元：https://www.yomiuri.co.jp/column/spotlight/20230131-OYT8T50019/
そんな上野水香さんが、「ボレロ」に対しての想いを話している記事を見つけましたので、掲載します。
『ボレロ』という作品は、世の中が苦しい状況であればあるほど、より深いところが伝わるんですね。巫女ではないですけれど、祈りの踊りみたいな、儀式のようなところもあるじゃないですか。メロディとして真ん中に立つダンサーそのものが、作品を通して滲み出てくる。人間であること、人間として生きていることを、より深く実感するきっかけになると考えています。だから、この作品が持つパワーをお届けできるのは願ってもないことです。私が踊らせてもらっている意味みたいなものが初めて出る機会じゃないかなと思えました。
長い間『ボレロ』を踊るうちに分かってきたのですが、"自分"というものが否が応でも滲み出ちゃうんですね。もちろん作品の型を崩してはいけないのですが、滲み出る"自分"にもの凄いオリジナリティや力が秘められています。『ボレロ』を踊ることによって成長できましたし、年輪が詰まっています。私だからこそ皆さんに喜んでいただける舞台を目指したいです。（参照元：https://spice.eplus.jp/articles/28771）
バレエダンサーとしてこの「ボレロ」に捧げる熱意と情熱がにじみ出た発言ですね。一度でいいので、彼女のボレロを見てみたくなります！
上野水香の旦那は？
出典元：http://kimamana-topic.com/2948.html
上野水香さんは、２０１７年に現在の旦那さんと結婚されています。旦那さんは一般の方の為、年齢や画像などの情報はありませんでしたが、上野水香さんの旦那さんなので、素晴らしい方なのだろうなと勝手に想像しています。（笑）
実は、上野水香さんは、現在の旦那さんと結婚する前に同じバレエ団の高岸直樹さんと結婚しています。残念ながら離婚されましたが当時は、美男美女カップルだと周りからもてはやされたようですね。
しかしながら、元旦那の高岸直樹さんは、上野水香さんと結婚する前に同じバレエ団の別のピアニストの方と結婚していたので「略奪婚」と言われていたこともあるようです。どちらにせよ、現在の旦那さんと幸せならそれで、いいのではないでしょうか。（自己完結）
まとめ
以上、バレエダンサーの上野水香さんでした。現在は「東京バレエ団」のプリンシパルとして活躍しており、バレエファンからは憧れの存在として知られています。彼女の偉業は、日本のバレエ界に大きな影響を与えたことは言うまでもありませんね。一度でいいので彼女の「ボレロ」を生で見てみたいと思いました。
