元RIZINバンタム級王者の堀口恭司が、独自の格闘技団体「TOP BRIGHTS(トップブライツ)」を創設しました。朝倉未来選手が主催している「Breaking Down」に少なからず影響を受けたと言っている新団体についてまとめてみました。
元RIZINバンタム級王者、堀口恭司が新格闘技団体「TOP BRIGHTS」を立ち上げ

出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f5657a65ab6de285eed4dc53a803b38e2650a91d
堀口恭二が立ち上げた新団体「TOP BRIGHTS」は、今年9月に群馬県で旗揚げ戦を開催する予定で、総合格闘技とキックボクシングの試合が行われます。また、子供たちの空手試合も実施されます。
この団体は、本物志向で夢を持つ子供たちを集めることを目標に掲げており、堀口はエグゼクティブプロデューサーとして活動します。アマチュア格闘技やジュニアの試合も取り入れ、格闘技の普及と地域貢献にも注力します。既存の団体との協力を目指しており、強さと魅力を兼ね備えた選手を求めています。
SNSでバンバン言った選手が目立つような現在で、彼は喋りが得意でない選手や年齢を理由に注目を集めにくい選手にもチャンスを与えたいと話しているとオリコンニュースが報じました。
史上最強のMade in Japan「堀口恭二」

出典元:https://number.bunshun.jp/articles/-/850781
堀口恭二とは、日本の総合格闘家で、史上最強のMade In JAPANと呼ばれる人物です。あの、山本KIDの弟子としても有名ですね。1990年10月12日に群馬県高崎市で生まれました。5歳から父親の影響で空手を始め、松濤館流空手を学んだとのことです。高校時代には空手部として栃木県大会で優勝し、インターハイに出場した一方でアマチュア修斗の大会にも出場し、全戦全勝でプロ昇格を果たしました。高校時代から「史上最強」の片鱗は見せていたようですね。プロ昇格後は修斗で新人王やMVPを受賞し、2013年には扇久保博正を破って修斗世界フェザー級王者になりました。その後、UFCに移籍し、フライ級ランキング3位まで上り詰めましたが、2016年にデメトリアス・ジョンソンに敗れて王座獲得はなりませんでした。
2017年からはRIZINに参戦し、2018年には初代RIZINバンタム級王者になりました。2019年にはBellatorでもバンタム級王者になり、2団体の王者という快挙を成し遂げました。しかし同年12月に朝倉海に敗れてRIZINの王座を失いました。
2020年は怪我や新型コロナウイルスの影響で試合がなく、2021年4月にBellatorの王座防衛戦が予定されていましたが、怪我のため延期されました。現在はアメリカのフロリダで練習を続けています。
まとめ
現在、朝倉未来選手が主催している「Breaking down」が人気を博していますが、素人がプロ並みに注目を浴びる事に対して格闘技の「品格」等を疑問視する声も上がっています。堀口選手が立ち上げた新団体は、「本物志向」ということで、少なからず「Breaking down」によって誤解されてしまう可能性のある「本物」の格闘技を見せたいという思いもあるのではないでしょうか。今後の新団体の動きに注目ですね。